4.その他、細々としたこと
1〜3章で、ゴーストのトーク作成については大半を言い切ってしまいました。
残りの細々とした「自分への心がけ」を、箇条書きで書いています。
(1)初回起動で延々と自己紹介をさせない。
(ただし、うっとうしいと思われるのと、説明不足と思われるのは紙一重。さじ加減が大事です)
(2)なるべく長くならないように、セリフはギリギリまで削る。
(ゴーストの小さな吹き出しに大量の文字が並んでも、目が疲れるだけです。)
(3)特化した分野を扱うゴーストでも、日常会話を全体の2割程度は作成する。
(ゴーストの生活感が出て、キャラクターが立ってきます)
以上です。この章は、思いついたら追記していくかもしれません。
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5.むすびにかえて
「むすびにかえて」までたどり着いたら、文章のお仕事は大よそ終わりです。
でもこの言葉、「おむすびにかえて」にしてみたら、幸せ感倍増だと思いませんか。
…失礼しました。
トークをどう「見せる(魅せる)」かは十人十色のやり方があり、製作者にとって、いわば「当たり前」のこと。当たり前のことは文書化されないのが常ですが、今回は思い切ってそれを実行しました。
一般に、ゴーストデベロパは自分で考えているよりも「ユーザー」を見ていません。「コアなユーザーだけではなく、ライトなユーザーにも使ってもらおう」と言う意識が薄い。所詮は趣味なので、それで構わないのかもしれないですが。
「より多くの人に受け入れられるもの」は、作り手の意識がまずそこへ向かないと、生まれることはないと思っています。
この「手引き」が、まだ見ぬ誰かの礎になること願って、筆を置きたいと思います。
謝辞
この手引きを執筆するきっかけを下さった、suikyoさん、関谷 浩さん。
可愛らしいフリーシェルを公開してくださった、小野秀一。さん。
以上の方々に心より感謝します。
(2010.05.26 くーぷらん 記)
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