4.その他のやり方

この章は、分類があいまいなやり方を纏めてみます。

(1)自分の思想・思考をそのままトーク化
(2)キャラクターの設定や性格上、発生するであろう発言をトーク化

(1)は、自分の考えをそのままトークに反映するため、キャラクターの性格や設定(年齢など)から大きく外れない限り、形にするのは難しくありません。
ただし、この方法で作ったトークは、いわゆるソロゴーストでは使いにくいです。必ず「相方」によるツッコミや指摘で、偏りを中和する必要があります。

(2)は、キャラクターの設定や背景が固まってくると、自然発生的に生まれてくるやり方です。「キャラクターの一人歩き」と言って構わないと思います。トークよりむしろ、マウス反応などを作るとき無意識に使っているといえるでしょう。

サンプルトークをご覧下さい。画像の中の矢印ボタンを押すと、再生されます。なお実際のゴーストでは、この動画よりもトークが少しゆっくり再生されます。
分類では(2)にあたります。


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5.むすびにかえて

「むすびにかえて」までたどり着いたら、文章のお仕事は大よそ終わりです。
でもこの言葉、「こむすびにかえて」にしてみたら、お相撲さんに親近感が湧きませんか。

…失礼しました。

トークを生み出す作業も、製作者にとっていわば「当たり前」のことで、人によってやりかたは様々です。異論もあろうかと思いますが、大きな分類として簡単にまとめてみました。より優れたやり方がありましたら、ご教示いただければ幸いです。

この一連の文章が、まだ見ぬ誰かの礎になること願って、筆を置きたいと思います。



謝辞

可愛らしいフリーシェルを公開してくださった、小野秀一。さん。

以上の方々に心より感謝します。


(2010.06.01 関谷浩、くーぷらん 記)



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